消防士の仕事について

消防士の仕事に関する事を書いています

ガス漏れ! ……119番かガス会社か

 


あなたが町を歩いていてガス漏れにきずいたときは
迷うことなく119番をして、その場所を消防本部に


知らせて、ガス会社にもガス漏れの緊急の報告を
電話連絡してくださいね。


ところで、家の中でガス漏れが発生したら、
どうすればよいでしょうか?


そのときは、通報と同時に、ガスのコックとか
元栓を閉めて、窓やドアなどをあけて


換気を十分に行ってくださいね。
電気をつけたり換気扇を回してはいけません。


小さな電気のスパークによってもガス爆発を起こす
ことがありますからです。


このようにガス爆発の事故は、人命と財産に
大きな損害を与えます。


ガス漏れ事故が発生したら消防署からは、救助隊
救急隊・消火隊などが出場して、万一の事故に備える


とともに、ガス測定器で漏れたガスの濃度などを
測定などをして、爆発のおそれがある場所は


市民の皆さんに「火の使用の制限」などのガス爆発
防止のための広報活動や避難誘導をします。


また、ガス会社は、ガスの遮断とかガス漏れの
復旧作業をします。


もちろん、警察の協力も必要なわけで、関係機関が
お互いに協力しあって、ガス漏れ事故によります


被害を最小限にくい止める体制ができています。
また、市民の家庭で使っているガスには、


都市ガス(天然ガス)・LPG(プロパンガス)とか
カセットボンベに入っている(ブタンエアガス)が


ありますが、それぞれの性状によっても違いが
ありますね。   


部屋の中でガスが漏れたときは、都市ガスは
天井近くに、LPGは床近くにたまりやすく、


漏れでたガスの爆発濃度もガスの種類によって
違いがあることがわかります。


ガスの特性を知ることは、ガス漏れにたいして処置の
第一歩ですので、日ごろからガスに対して関心を


もって接してくださいね。


ガスの便利さと同時に恐ろしさも知っていれば
不注意によってガス漏れ事故は、確実に減少


することになるはずです!

 

 

 

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